映画は心の栄養だ!キフォー!の日々を綴ります。
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2016年8月16日火曜日

大人ワークショップ開催しました!!

はじめまして!
KIFFOに、なは市民協働大学のインターンとして参加している松本です。
8月7日(日)、若狭公民館で行われた大人ワークショップの、「映画祭KIFFOのすべてとKIFFO流こどもの力の伸ばし方教室」に参加しました!
映画祭の主役であるこども達をサポートするためのワークショップです。

まずはディレクターの宮平さんから、KIFFOのオリエンテーション。
ご自身の監督作「アンを探して」の上映会に、その何年か前の京都キンダーフィルムフェスタ参加者が来られて、とても立派な意見が言えるように成長していたことを紹介されました。



インターン説明会でもそうでしたが、映画とこどものことになると話がとまりません(笑)。映画を通じて広い世界といろんな人生をみてほしい、というアツい思いがひしひしと伝わってきました。


続いて、ワークショップに。講師の翁長有希さんは認定キャリア教育コーディネーターです。
緊張気味の参加者の気持ちをほぐす、和やかな雰囲気でスタートしました。



まず、グループワークで与えられたテーマは

「2040年の日本の社会」

24年後の日本はどうなっているのか!!?まずは思いつくことをどんどん書き出していきます。







その後、スマホなどで、2040年はどうなっているか数値で予測されているものを検索し、グループでまとめた意見を発表しました。一部紹介します。
・2040年には、琉球が宇宙の中心になる
・2040年には、どこでもドアが発明され、大手企業が倒産するかも
・2040年には、ドローンで空が交通渋滞
・2040年には、脳がクラウド化
・2040年には、一人身世帯が4割、結婚制度が崩壊

中には、2040年を待たずに実現しそうなこともあります。
このワークの中で、「相手の意見を否定しないこと」「あいづちを打って相手のアイデアを引き出す」ことを学びました。




次のテーマは「そんな2040年の世界を生きるために、こどもに必要な力は??」同じく、意見を出し合いグループでまとめました。
・体力
・コミュニケーション能力
・想像力
・自分が自分であるための力
・自己肯定力
・ユーモア力
・多様性を認める力   などなど。

正解のない問題にグループで取り組み、かなり脳が開かれて柔らかくなった感じです。
因みに、文科省がすすめているのは「課題対応力」。この先の社会は、正解のない問いに向き合う必要がある社会になっていくのでしょう。

次はアクティブワークの「ブラインド・ウォーク」。企業のリーダー研修でも使われるワークだそうです。
ペアを組んで、一人がブラインド役、一人は先導役になり、指示を出すことと、それを受けることの疑似体験です。まずは先導役の肩にふれて外を歩きます。




次は、肩から手を離し、先導役の声の指示だけで歩いていきます。
ほんの10分程度の体験で、大人(先導役)が指示するのに、あいまいな言葉や急なタイミングだと、こども(ブラインド役)は前に進めないことを実感しました。

最後に、翁長さんから傾聴のスキルとして、
・あいづち
・うなずき
・くりかえし
の3点と、「美点凝視」という言葉をいただきました。こども達の良いところをたくさん探す、見つけることがKIFFOの活動にはとても大切そうです。
また具体的に、命令形を使わないこと、質問形または承認形の表現でこども達に接すること、忍耐をもってこどもの行動を見守ることなど、長くこどもと関わってきた方々も頷くことでした。

同じグループの方は全員初対面でしたが、スタッフの方の明るい雰囲気や、ブレスト(ブレーンストーミング)のおかげで、色んなお話しができました。
これから、第二回のワークショップや本祭に向けての準備などで、多くの学びや出会いがあるかと思うとワクワクします。
そして、主役のこども達と早く関わっていきたい気持ちが大きくなってきました。

とてもボリュームのあるプログラムでしたが、4時間があっという間でした。

翁長さん、宮平さん、司会の育さん、スタッフの皆さま、ありがとうございました!







第1回、第2回のKIFFOの活動と上映作品。気分が盛り上がります↑↑


※このワークショップは平成28年度文化活性化・創造発信支援事業の一環として行われました。

▶︎8月31日まで!!◀︎
クラウドファンディングで支援をお願いいたします!
1口3千円よりKIFFOのステッカーと沖縄で子どもの支援に取り組む団体に入場券の寄付ができます。
https://readyfor.jp/projects/KIFFO2016





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